デスクトップオーディオを導入するときに考えるべき3つのポイント

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自宅で夜中に好きな音楽を聴きたいけど、近所迷惑になるような大音量は出せないという場合に、デスクトップオーディオを試してみてはどうでしょうか。

考え方のポイントは以下の3つです。

①スピーカーは大音量にしなくても高品質な音が聴けるものを選ぶ。

②スピーカーは、ニアフィールドでのリスニング向きの小型タイプとする。

③プレーヤーやアンプ類は高品質でなるべくコンパクトなものを選ぶ。

・システム構成について

小型スピーカーとアンプ、プレーヤーのシンプルな構成とします。

スピーカーの代わりに、ヘッドフォンが使えることも考慮しておくと良いでしょう。

音源はデジタルのみとし、ハイレゾ音源に対応していることを条件に考えます。

・スピーカーの選定

スピーカーはアンプ内蔵のアクティブ型とアンプを内蔵していないパッシブ型に分かれます。

アクティブ型はアンプを別に購入しなくても、PC、ポータブルDAP、スマホのイヤフォン出力に接続するだけで音が出ます。

しかし、既に気にいったアンプを持っていてそれを使いたい場合や、アンプを変えることで将来さらにグレードアップを狙いたい場合には内蔵アンプが無駄になってしまいますね。

従って、アンプを内蔵していないパッシブ型の中から選ぶのが無難といえるでしょう。

スピーカーに近づいて聴くことになりますので、ユニットがフルレンジ1発のものや同軸2ウェイユニットを採用したものが点音源に近くなり望ましいです。

小型のエンクロージャー(箱)に入った2ウェイユニット搭載タイプでも高品質なものがあります。

フルレンジ1発のタイプでは富士通テンのECLIPSE TDシリーズ(TD307MK2等)が使えると思います。

2ウェイタイプの中では、Astell&KernのACRO S1000が小型のエンクロージャーに入っていますので、候補になりそうです。

aiuto Astell&Kern ACRO S1000/高性能コンパクトスピーカー/ガンメタル/DSM11-ACRO-S1000-SLV DSM11-ACRO-S1000-SLV

もう少し大きなサイズのものは多数発売されていますが、設置スペースを考慮して選ぶのが良いでしょう。

・アンプの選定

アンプはプレーヤー機器(PC、ポータブルDAP、スマホ等)のUSB出力をUSBケーブルで接続できるタイプものの中から選べば良いと思います。

Astell&KernのACRO L1000はリニアPCM、DSDといったメジャーなハイレゾ音源に対応したDAコンバーター(DAC)を内蔵しており、ヘッドフォン出力も3.5mm/3極、6.3mm/3極の他、2.5mm/4極、4極XLRのバランス出力端子まで備えています。コンパクトなサイズであまり場所を取らないのも良いところですね。

・プレーヤーの選定

プレーヤーについては、USB出力があるPC、ポータブルDAP、ネットワークトランスポート等が使えますので、既に持っているものをそのまま使うか、新規に小型のものを選べば良いでしょう。

・機器の設置について

スピーカーを設置するのは机の上になるかもしれませんが、スピーカーの下にはオーディオボードや厚手のガラス板等を敷いて、スピーカー自体の振動が机に伝わらないように気をつけましょう。

アンプやプレーヤーをスピーカーと同じく机の上に置いても良いですが、別の台の上に置くことでスピーカーの振動を伝わりにくくすることも考えられます。

スピーカー背後の壁との距離があまり取れない場合には、音響拡散板等を立てると効果があるかもしれません。

・まとめ

すでに、PCやポータブルDAP、小型スピーカーを持っているのでしたら、とりあえず不足しているアンプだけ購入してデスクトップオーディオシステムを組んでみることができます。

小型スピーカーをニアフィールドで聴く環境は、大型スピーカーを使ったメインシステムとは違ってリアリティのある音楽を再現できる魅力がありますので、これまで聴いていた音楽から新たな発見ができると思います。

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