別の記事でMQAが何故音が良いのかについて書きましたが、
実際にMQA音源を聴ける環境を揃えて、試聴してみました。
・MQA再生環境
MQAを再生できるシステムとして、現時点で最もコストがかからない方法で試してみます。
プレーヤーはWindowsノートPC上のFoobar2000を使います。
DACはMeridianのExplorer 2を新規に購入して追加しました。
Explorer 2のライン出力をAITのDAC/プリ/パワー一体型アンプのプリ入力に接続します。
Explorer 2のライン出力は3.5mmステレオジャック、AITのプリ入力はXLRコネクタなので、3.5mmステレオプラグ~XLR(L、Rの2個)の変換ケーブルで接続します。
・Explorer 2のインストール
(1)MeridianのwebサイトからExplorer 2のUSBドライバーをダウンロードします。
(2)Foobar2000を動作させるNote PC(Windows 10)にダウンロードしたExplorer 2のUSBドライバーをインストールします。
(3)Explorer 2を付属のUSBケーブルでNote PCのUSB portに接続します。
(4)コントロールパネルのサウンドの再生タブでMeridian Explorer2 USB DAC audioを既定のデバイスに設定します。
(5)コントロールパネルのサウンドのMeridian Explorer2 USB DAC audioをクリックします。
(6)サウンドタブをクリックします。
(7)ドロップダウンリストからサウンドなしを選んで、Applyをクリックします。
(8)Enhancementsタブで全てのEnhancementsをDisableにします。
・Foobar2000の設定
(1)Foober2000を起動します。
(2)PlaybackのReplay Gainは2行ともnone、noneを選択してApplyをクリックします。
(3)PreferenceのPlayback > Outputタブの設定で、ASIO:Meridian USB2 ASIO Driverを選択します。
・試聴用MQA音源
試聴用MQA音源として、e-onkyoからカラヤン指揮のザ・ベスト・オブ・マエストロを購入しました。
収録されている曲は以下の13曲です。
01)モーツァルト アイネクライネナハトムジークの第1楽章
02)モーツァルト 交響曲第40番の第1楽章
03)ヴィヴァルディ「四季」
04)ワーグナー ローエングリン 第3幕前奏曲
05)チャイコフスキー 交響曲第5番 第3楽章
06)チャイコフスキー 白鳥の湖から白鳥のテーマ
07)ヨハン・シュトラウス ラデツキー行進曲
08)ヨハン・シュトラウス トリッチ・トラッチ・ポルカ
09)レスピーギ ローマの松 1曲目
10)ビゼー アルルの女 第2組曲 ファランドール
11)ビゼー カルメン第1組曲 4曲目 第1幕前奏曲
12)マスネ タイスの瞑想曲
13)ベートーヴェン 交響曲第9番 第4楽章
・Foobar2000でMQAファイルを再生
Foobar2000でMQAの楽曲ファイルを選択してPlayListに追加し、再生すると音声が出力されました。
音質については、しばらく聴きこんでから評価してみたいと思います。