京響第614回定期演奏会 ズーカーマンのベートーベン協奏曲はどんな音だった?

・京響第614回定期演奏会

久しぶりに京都コンサートホールで京響の定期演奏会を聴いて来ました。5月の定期演奏会は、直前に急な仕事が入ったので行けなくなってしまい、やむなくチケットを寄付しました。

曲目は、

ブラームスの大学祝典序曲

ベートーベンのバイオリン協奏曲

ブラームスの交響曲第3番

です。

バイオリンはピンカス・ズーカーマン、指揮は広上淳一という期待できそうな組み合わせです。

・自宅システムでの演奏会曲目の予習

演奏会に先立って、自宅で同じ曲を少し聴きました。

ただし、ブラームスの大学祝典序曲は省略しました。

ベートーベンのバイオリン協奏曲はフランチェスカッティとワルター コロンビア響のもの、ブラームスの交響曲第3番はスイトナー ベルリン シュターツカペレのものを自宅システムで聴いてから、京都コンサートホールに向かいました。いずれもCDからリッピングした音源です。

ベートーベンのバイオリン協奏曲のほうは、テープヒスが聞こえますが、結構クリアな音です。バイオリンのソロも滑らかな音がしていますが、もう少し柔らかさが出てほしいようにも思います。

ブラームスの第3番はホールの響きがたっぷりと収録された録音ですね。

・演奏会での音の印象

さて、演奏会での実演はどうだったんでしょう。

バイオリンのソロ部分だけでなく、オーケストラのバイオリンパートも一緒に弾いていたのは珍しいと思います。

リハーサルのときも、オーケストラのパートまで覚えていて、模範演奏をして見せていたそうです。

演奏中は、下の方に目線をやって、頭の中でイメージした音楽に集中していたのが印象的でした。

バイオリンのソロ部分に関しては、自宅での試聴でもなかなか良い音で鳴っていますが、音の鮮度という点で実演のほうが優れていると感じました。

オーケストラパートでは、バイオリンを始めとして、ズーカーマンの指導のおかげか、非常に楽器が良く鳴っている印象でした。大勢のメンバーで弾いているときの音の厚みや重なりが非常にクリアに感じられます。

ブラームスの交響曲は木管楽器、金管楽器の音の重なりと分離、厚みが素晴らしいです。弦楽器も力強い鳴り方で、各パートの分離とハーモニーが美しいと感じました。ただ、バイオリンの高音部の鳴り方は自宅システムでも遜色がないように思います。

自宅のシステムでも、かなり改善されてきているのですが、この音の鮮度、厚みや響きの重なり具合の表現が実演での場合に比べて改善の余地がありそうです。

・自宅でのオーディオ再生とコンサートホールでの実演の差の原因

実演と自宅システムでの音の差の原因について、以下の仮説を立ててみました。

1 コンサートホールでは、ホール自体の音響拡散効果が効いているのではないか?

2 部屋の音響特性(周波数特性)に問題がある?

3 オーディオ機器の振動対策が不十分

4 オーディオ機器のノイズ対策が不十分

5 音源自体の録音やリマスタリングで情報の欠落が大きい

これら1~4の仮説に対する検証や改善をどのように進めるかを考えて見ました。

1については、既に入手している音響拡散板のキットを組み立てて、スピーカーの背後等に設置して、どのように変化するかを試してみようと考えています。

2については、音響拡散板がない状態と拡散板を設置した状態で、周波数特性を測定してみようかと考えています。そのために、測定方法の調査決定と必要な機材の調達を進めようと考えています。

3については、NASのHDD、ネットワークプレーヤーやアンプ等の振動対策を検討してみようと思います。

4についてはケーブル類からの電気ノイズや電磁波ノイズの対策について、こつこつと進めていこうと思います。

5は音源自体に問題があるので、良い音源を入手するのが基本ということになりますね。

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