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最初にやるべきスピーカーの設置位置調整

オーディオ
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オーディオシステムの音質を良くするために重要な要素として以下の3つがあります。

 

(1)設置する部屋と機器のセッティング
(2)機器に供給する電源品質
(3)スピーカーから発生する振動の影響を如何に受けにくくするか

 

今回は(1)について検討してみます。

部屋の条件

オーディオ・リスニングルームとして適しているかどうかは、以下の条件に左右されるようです。

①部屋の形、大きさ

部屋の形は、単純な直方体で良いと考えられます。

ただし、縦、横、高さの比率は、望ましい値が存在するようです。

②吸音部の面積

壁、天井、床の全面積に対する吸音部の面積比率が増えると、残響時間が短くなります。逆に吸音部の面積比率が減ると、残響時間が長くなります。

クラシック音楽向けの部屋としては、残響時間が長めのほうが適しているので、吸音部の面積比率を小さくしたほうが良いようです。

機器のセッティング

オーディオシステムの設置を検討する場合、まず部屋の中のどこにスピーカーを置くかを決めます。

このスピーカー設置位置を決める方法として、大別すると2つの方法があるようです。

①実際の部屋で設置位置を変えながら試聴を行い、最も良さそうな位置を見つける方法

②シミュレーションソフトを使って最適な位置を見つけ出す方法

 

【①の方法】

スピーカーを壁から離す距離と左右のスピーカーの間隔を決めますが、そのときに、実際に音を聴きながら良さそうな位置を探していきます。

自宅和室の場合、スピーカーを置く位置が畳の上になりますので、畳の上に直置きすると土台がしっかりせず、良くないですね。そこで、1cm厚くらいのガラス板を畳の上に敷き、その上にスピーカーを直置きしてみました。スピーカーユニットの高さがほぼ耳の高さになっていれば一旦OKとします。

この状態で、

1)スピーカー後方の壁からの距離

スピーカーを前後に動かして、後方の壁からの反射音の影響が少ない場所を探す。

・低音が強すぎる、明瞭度が悪いときは壁から遠ざける。

・低音に量感がなく、音がやせている場合は壁に近づける。

今回、自宅でスピーカー間隔は120cmで固定し、スピーカーのバッフル面を壁から75cm~50cmの範囲で5cmずつ変えてみました。

結果としては、バッフル面を後方の壁に最も近づけた50cmの距離のときが一番良かったです。

一番良い50cmのときを一番遠い75cmのときと比べると、以下のような違いがありました。 ・低音の量感が増える。
・全体に音に厚みがあり、芯がある感じ。
・高音は柔らかく繊細になり、より細かな音が聞こえる。

 

2)左右の壁からの距離

後方の壁からの距離が定まったら、それを一定に保ちながら左右の壁からの距離を調整する。

スピーカーと左右の壁との間には、現在ラックが置いてあるので、ほとんど動かせない状態です。

3)スピーカーの間隔と振り角の調整

音場空間の広がりと、その空間に実在感ある音像を定位させることが目標です。

・スピーカー間隔を決めるポイント
センターに定位する楽器やボーカルが、そこに実在しているかのような大きさと音の厚みが得られるようにすること。

・スピーカーの振り角

もっとステージの風景が見えてくるようにしたい、楽器の大きさをより実物大にしたいときはスピーカーを内側に振ってみる。

 

【②の方法】

部屋の形が直方体であれば、シミュレーション・ソフトで、ある程度シミュレーションができるようです。

今後の検討課題としたいと思います。

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