こんにちは、ポワロです。
2022年4月9日の満天☆青空レストランで愛媛県宇和島市のブラッドオレンジが紹介されました。
私自身ブラッドオレンジという名前は初めて知りましたが、普通のオレンジよりは小ぶりな感じですね。
そのブラッドオレンジの生産高日本一なのが愛媛県で、しかも県南部の宇和島地域で栽培されているようです。
今回は愛媛県でブラッドオレンジの生産が日本一になった理由や美味しい食べ方や産直通販方法等について調べてみました。
愛媛宇和島がブラッドオレンジ生産日本一になった理由
ブラッドオレンジ(BloodOrange)という果物は、イタリアの地中海地域が原産で、通常のオレンジに比べて果肉が赤いことからブラッド(血)の名前が付けられるようになりました。
この赤さは、アントシアニンというポリフェノールの一種の抗酸化物質が含まれているからなんです。
イタリア原産のブラッドオレンジの品種としてはタロッコ(Tarocco)やモロ(Moro)がありますが、寒さに弱いという欠点があり、日本ではあまり栽培されていませんでした。
しかし、地球温暖化による気温上昇によって、日本でも栽培されるようになってきたんです。
もともと愛媛県西南部の宇和島地域は急傾斜地が多く温暖なため、柑橘類の栽培が盛んに行われてきました。
しかしながら、温暖化によって、主力の温州みかんで浮皮と呼ばれる果皮と果肉が分離して、貯蔵・輸送中に腐敗する等の障害が発生しやすくなってきています。
そのため、愛媛県では、温暖化により栽培可能となったブラッドオレンジに着目し、全国で初めてブラッドオレンジの産地化に取り組んだのです。
その結果、栽培面積や生産量が大幅に増加し、愛媛県はブラッドオレンジの生産量が日本一になったんですね。
ブラッドオレンジの美味しい食べ方
ブラッドオレンジは生で食べてもジュースにしても美味しくいただけます。
普通のオレンジに比べて甘みがしっかりしており、独特の香りも楽しめます。
また、魚介類や肉との相性も良いので、満天☆青空レストランの番組でも紹介されていたように、一緒に調理することでいろいろな料理レシピで美味しく食べられます。
ブラッドオレンジの加工品としては、ジュース以外に缶酎ハイに入れる、果実酒にする等お酒としても楽しめるようです。
愛媛産ブラッドオレンジの産直通販情報
まだ日本での生産量はそれほど多くないため、結構高級品であるブラッドオレンジですが、産地直送品を購入したり、楽天等の通販サイトで購入したりできます。
ふるさと納税品として購入することもできます。
国産のブラッドオレンジは3月頃から出荷が始まり、5月の終わりから6月の初め頃までが流通期間だそうです。
まとめ
今回は、愛媛宇和島がブラッドオレンジ生産日本一になった理由やブラッドオレンジの美味しい食べ方等について調べてみました。
愛媛県以外にも和歌山県など他県でもブラッドオレンジの生産が増えて来ているようですので、今後より身近に食べられるようになるのではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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