こんにちは、ポワロです。
2022年5月22日の情熱大陸で樹木医の後藤瑞穂(ごとう みずほ)さんが紹介されます。
樹木医というのは、樹木の治療をしたり健康を守ったりする仕事ですが、日本ではおよそ9割が男性ということで、女性の樹木医は少ないんですね。
樹木医の中でも、後藤瑞穂さんはユニークで斬新な診断や治療を行っていることから、型破りと言われているらしいです。
また、後藤瑞穂さんは社長業もされているということですので、経歴やユニークな活動ぶりなどについて調べてみました。
樹木医後藤瑞穂さんは美人社長!
樹木医となるためには、一般財団法人 日本緑化センターが実施している樹木医資格審査に合格して、樹木医として登録される必要があります。
樹木医の資格を取得するためには実務経験7年以上か、樹木医補の認定を受けてから1年以上の実務経験があることが必要です。
ペーパーテストだけで取得できる資格ではなく、しっかり実務経験が必要だということです。
2020年時点で、全国に2834人の樹木医が登録されています。
そのうち、女性の樹木医は356人で、全体の12%ほどです。
樹木医が行う作業は力仕事や外での作業が多いこともあり、女性の活躍はまだ少ないのですが、女性ならではの視点や細やかな気配りが樹木医として役立つことも多いようです。
そのような女性樹木医の中でも美人で、しかも自ら株式会社木風(こふう)の社長として経営までやっているというのが後藤瑞穂さんなんですね。
株式会社木風は東京にあり、樹木の診断、治療等の樹木医業務を主に行っている会社です。
樹木医後藤瑞穂さんの経歴や家族
後藤瑞穂さんは、1968年東京生まれで、熊本育ち。
1988年に九州造形短期大学デザイン科を卒業後、造園建設業会社に入社してハウステンボスの建設事業に携わりました。
2001年に樹木医に合格していますが、熊本県では女性第1号の樹木医だったんです。
今までにないことをするのが得意なようで、診断業務においてドイツ製のピカスという超音波診断装置を日本で最初に導入しました。
2007年には東京に進出して、「木風KOFU」事務所を開設しています。
2014年には株式会社木風に法人化して、社長に就任しています。
祖母が医師、父が造園業を営んでいて、命の大切さ、樹木の大切さを教えられて育ったそうです。
家族に関してはほとんど公開されていませんが、娘さんが1人おられるようです。
樹木医後藤瑞穂さんの斬新でユニークな技術とは?
樹木の診断のために後藤瑞穂さんが日本で最初に導入した超音波診断装置のピカス(Picus)は、木を切らずに中の腐り具合の状態が画像で診断できるという優れもので、類似の他社製品に比べても性能が良いことから、日本でも多数の診断実績を積み重ねてきています。
先見の明があったということでしょうね。
樹木の治療においては土壌の改良、特に通気透水性を確保することが重要であることから、ブレスパイプという管に酸素剤や肥料分を入れたものを開発し、特許を取得して使用しています。
ブレスパイプ
これも後藤瑞穂さんの樹木医としての知見を活かしたユニークな発明品ではないでしょうか。
まとめ
今回は、樹木医で美人社長でもある後藤瑞穂さんの経歴、家族、斬新でユニークな技術等について調べてみました。
株式会社木風では、樹木医資格取得のための通信講座も行っていて、樹木医を増やしていくための支援もされているんですね。
今後、女性の樹木医がもっと増えて、活躍する人が多くなれば良いと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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