日高義暢(養豚経営)の経歴や疫病からの再起とIT活用や働き方改革【逆転人生】

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こんにちは、ポワロです。

11月29日のNHK「逆転人生」に養豚経営者の日高義暢(ひだか よしのぶ)さんが出演します。

日高義暢さんは宮崎県で父親が始めた養豚業の2代目経営者として活躍されていますが、疫病により全ての豚を失った経験から、独自の革新的な取り組みを始められました。

今回は日高義暢さんの経歴、プロフィールや養豚業における革新的な取り組みなどについて調べてみました。

日高義暢さんの経歴・プロフィール

出典:https://kawaminami-quality.com/

日高義暢さんは1979年8月13日生まれ。宮崎県児湯郡川南町の出身です。

父親の日高吉幸さんは1968年に養豚業を始めていましたが、日高義暢さんは養豚業には興味がなく、中学、高校時代はバスケットボールに熱中し、将来はプロ選手を目指していました。

プロの夢を諦めた後、大阪の関西外国語大学に進学し、英語とイタリア語を学びました。

イタリアに留学したときに、実家が豚を飼っているとイタリア人の友人に話したところ、「こんな素敵な仕事を、なぜおまえはやらないんだ」と言われて養豚の価値を見直し、後を継ぐきっかけになりました。

農業系の高校、大学を出ておらず、外の世界を見ることができたこともあって、日高義暢さんは従来のやり方にとらわれない養豚場経営を進めることができたのです。

父親の始めた養豚場は1994年に法人化して有限会社「協同ファーム」となり、1998年には豚舎をリニューアルしています。

協同ファームの養豚に対するポリシーは「愛がなければ育てられない」というのが基本になっています。

そして、「水と餌と衛る(まもる)」を大切にしています。

については、井戸水に高濃度酸素を取り入れて酸素濃度を上げ、細胞レベルで豚の体の活性化をはかっています。

はトウモロコシがメインですが、自社で培養した腸内活性菌を餌に添加することで豚をお腹の中から元気にして、免疫力を高めているのです。

つまり、病気にさせないということが大事で、そのために目に見えない微生物なども相手にして仕事をしているということです。

そして、衛生管理についても基準を数値化していくことをやっています。

また、農業では働き方がどうしても職人的になってしまいがちなので、それをみんなで共有していかなければいけないという考えでやっているのも先進的ではないでしょうか。

日高義暢さんが疫病から再起しIT活用や働き方改革を実現した秘密

日高義暢さんの養豚場経営はIT技術を積極的に活用しているのが特徴となっています。

水と餌と衛星管理をしっかり行うというポリシーによって、協同ファームの生産する豚肉は良好な肉質が評価されるようになってきていました。

ところが、2010年に宮崎県は口蹄疫(こうていえいき)に襲われ、県内の牛と豚、29万8千頭の殺処分を余儀なくされたのです。

協同ファームの豚もウィルスに感染し、8千頭近くが殺処分されて、豚舎から豚が消えてしまいました。

このとき、日高義暢さんは豚がいなくなったことを逆手にとって、ゼロからやり直そうと考えました。

試練に出会ったときに、ただ落ち込むだけではなく、前向きな発想でチャンスと捉えられるところが成功するポイントではないでしょうか。

徹底した防疫システムを導入して、強い養豚企業に生まれ変わってやろうと思ったのです。

協同ファームの豚舎入り口に防疫ゲートを設けて車両を消毒し、隣の小屋で人間も消毒することによって口蹄疫の再来を未然に防ぐようにしました。

日高義暢さんは口蹄疫が発生する前から、ヨーロッパの畜産業に注目していました。

ドイツやデンマークの畜産を視察して、機械化と自動化による効率の高さに驚いた日高義暢さんは、ヨーロッパに負けない高品質の豚を効率的に作ろうと考え、設備を導入していきました。

さらに、IT導入による働き方改革にも挑戦しました。

具体的にはIoTを使って「機械と人間とのコミュニケーション」を効率化することでした。

従来は、設備の故障の補修に従業員の時間が取られてしまったり、夜間は無人になるため、長時間故障が放置されたままになったりすることがありました。

そこで、日高義暢さんは養豚の設備機器にさまざまなセンサーを取り付け、正常に稼働しているかどうか、故障箇所はどこかといったデータを瞬時に携帯デバイスに配信することで、補修作業の迅速化や時間短縮を図ることを考えました。

それで生み出された時間を、もっと豚の世話に振り向けられるようにしようという狙いだったのです。

IT化による業務効率化、職場環境改善によって、働く人に気持ち良く働いてもらうことが安全・安心な豚を生み出し、人手不足にも対応できるという革新的な取り組みは他の同業者にとっても見習うべきことではないかと思います。

日高義暢さんのブランド戦略(まるみ豚)

水と餌にこだわって生産された共同ファームの豚肉は2009年に「まるみ豚」(まるみとん)の商標登録し、自社ブランドで飲食店への直接販売やギフト品のインターネット通販を行っています。

まるみ豚臭みが少なく、脂身まで味が深いという特長があり、2012年度の宮崎県内の肉質評価大会でグランドチャンピオンとなりました。

現在は【宮崎ブランドポーク認定豚肉】まるみ豚として、自社サイトの他インスタグラムやツイッターなどのSNSでも紹介し、ブランドの浸透を図っています。

ブランド肉による収益が伸びれば、経営的にも良好な状態になり、さらなるチャレンジもやりやすくなると思います。

まとめ

今回は、日高義暢さんの経歴、プロフィールや養豚業における革新的な取り組みについて調べてみました。

養豚業に限らず、基本に忠実でありながら、自動化、効率化を実現することが大切であり、世界に通用するための必要条件であるように感じます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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