こんにちは、ポワロです。
防犯カメラとして、最近はAmazonや楽天で1万円以下で買える安価なネットワークカメラが多数販売されています。
一方でPanasonicやTOA等の防犯カメラ専門の会社からもネットワークカメラが販売されていますが、Amazon等で購入するよりは高価なものとなってしまいます。
今回は、専門会社で購入する高価なネットワーク防犯カメラとAmazon等で購入する廉価品との違いについて調べてみました。
ネットワーク防犯カメラの専門会社(専門店)で購入するメリット
そもそも論になりますが、お客さんのタイプによってニーズや考え方、買い方が違ってきます。
個人や個人事業主が使う場合でしたら、コストパフォーマンスの良いAmazonから購入するので十分と考えるでしょうし、大手企業であればAmazonからは買わないでしょう。
この違いは何によるのかといいますと、個人や個人事業主と大手企業とでは、どんな会社と取り引きしたいのかが違うからだと思います。
つまり、メーカーがどこかということよりも、取引先に求める要求レベルの違いが大きいのです。
例えば、Panasonic製品もAmazonで売られていますし、専門会社から買うよりも安いかもしれません。
しかし、Amazonで販売している業者がお客さんのニーズ(使用目的や要求レベル)に応じてどんな機器を使うかとか、技術的に可能かとかのシステム構築提案や検証まで行うことはできないでしょう。
Amazonからの購入品では、アフターサポート面も弱くなります。
購入品が動作しない、使い方がわからない、といったような場合に、Amazonで販売しているような会社では「わからないからメーカーに問い合わせてくれ」というような対応になりがちです。
しかし、海外メーカー品の場合、メーカーに問い合わせても「販売店からしか問い合わせを受け付けない」という回答が来て、お手上げになってしまうケースもありますね。
もちろん、安く買ったものだし、壊れたら買い替えればいい、というふうに考えている人もいると思いますが、やはりお金を出したものが使えないというのは損失なわけです。
また、カメラは買って終わりではなく、使い続けられることが必要な製品です。
従って、以上のようなことを考慮すれば、専門会社(専門店)から購入するというメリットはあると思います。
ネットワーク防犯カメラでAmazon購入できる廉価品のリスク
ネットワークカメラはインターネットに接続してスマホ等で画像を確認できるのが便利なのですが、インターネット接続できるということは、脆弱性の問題や意図しないアクセスが可能といったリスクがあるわけです。
中国製の安いカメラでは、セキュリティホールや遠隔操作するための穴があって、覗き見される危険性や、マルウェアを埋め込まれてしまうという危険性もあります。
Panasonic製なら、さすがにそのようなセキュリティ面の不具合はないように対策してくれると期待できるのではないかと思います。
インターネットに接続しない環境で使用するなら、そういう面での心配はいらないでしょう。
ネットワーク防犯カメラを防犯システムと組み合わせる場合
カメラ単体で廉価品と防犯カメラ専門会社販売品を比較した場合、ハードウェア的には大差ないかもしれません。
しかし、防犯カメラ専門会社で扱っているカメラは、防犯システムと組み合わせて本領を発揮するように作られているはずです。
その防犯システムでは自社のあるいは特定のカメラとの組み合わせ以外では動作を保証しないというケースも考えられます。
例えば、商店街や駐車場用に防犯システムとして設置することを考えると、録画、検知、通報等の必要な仕様を満足するために、保証できるカメラが限定されてしまうということは十分考えられることだと思います。
まとめ
今回は、ネットワーク防犯カメラを専門会社(専門店)で購入するメリットについて調べてみました。
ネットワーク防犯カメラの専門会社(専門店)で購入するメリットとしては、以下のようなものがあります。
- お客さんのニーズに応じて、どんな機器を使うか、技術的に可能か等のシステム構築提案や検証まで行ってもらえる。
- 購入後のサポートの面で安心できる。
- インターネット接続に伴うセキュリティリスクへの対応が期待できる。
- 防犯システムと組み合わせて設置する場合に信頼性がある。
どのような目的や使い方をするかをよく考えた上で、防犯カメラ専門会社から購入するかどうかを判断するのが良いでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。