冨谷皐介(とみたにこうすけ)のプロフィールや家族とドラマのような投資詐欺との闘い【逆転人生】

uncat
スポンサーリンク

こんにちは、ポワロです。

3月14日のNHK 逆転人生冨谷皐介(とみたに こうすけ)さんが紹介されます。

冨谷皐介さんは2016年に「かぼちゃの馬車」というブランド名のシェアハウスへの投資詐欺事件の被害者となりました。

私自身はこの詐欺事件について全く知らなかったのですが、一企業のサラリーマンだった冨谷皐介さんが、どのようにして悪徳業者や銀行を相手に闘い、勝利を収めることができたのかということについて興味を持ち、調べてみました。

冨谷皐介さんのプロフィールや家族

出典:https://twitter.com/

冨谷皐介さんは1968年生まれ、北海道小樽市出身。

東京都内の家電メーカーのサラリーマンをしていた冨谷皐介さんは、同僚から紹介されたシェアハウスの建築・販売会社の社長からシェアハウスのオーナーになり、家賃収入が得られるという投資案件を紹介されました。

冨谷皐介さんには、新潟出身の奥さん2人の子供がいます。

子供たちは私立を受験したいと希望していたので、その学費の捻出をどうしようかと思案していたのだそうです。

冨谷皐介さんはシェアハウスを購入するような資金はない、と断ったのですが、スルガ銀行から融資を受けられ、家賃収入で返済できると説明されて契約してしまい、詐欺事件の被害者となりました。

冨谷皐介さんが被害を受けた投資詐欺事件とは

冨谷皐介さんが購入した世田谷区にあるシェアハウスは、融資総額が2億円、月額家賃収入100万円が保証され、銀行への支払いが80万円なので、毎月20万円の収益が出るはずでした。

しかし、実際には家賃は一度も払い込まれることはなく、毎月80万円の赤字となりました。

このシェアハウスは2012年設立のスマートデイズという会社が首都圏で展開していた「かぼちゃの馬車」という敷金・礼金不要の女性専用シェアハウスで、タレントのベッキーをCMに起用していました。

スマートデイズは、「家賃0円・空室有」でも儲かる不動産投資をうたい文句に、個人投資家に購入させたシェアハウスを一括で借り上げ、家賃収入を入居状況に関わらず保証するという「サブリース」の形態をとっていました。

シェアハウスオーナーの大半はスルガ銀行で多額の融資を受け、長期の家賃収入を保証されるので、返済できると見込んで、1棟あたり数千万円から数億円の割高な価格で物件を購入していたのです。

しかし、実際には入居率が低迷し、オーナーに保証した家賃を減額し、ついには支払いが完全になくなり、スマートデイズは経営破綻してしまいました。

スマートデイズの事業が破綻したことで、冨谷皐介さんだけでなく、シェアハウス投資家の大半が融資の返済ができなくなり、自己破産や自死をする人もいました。

確かに、大手企業に勤めているといっても一般のサラリーマンである冨谷皐介さんのような人に2億円もの融資を銀行がするでしょうか?

まともな銀行なら、年収や住宅ローン等の額や物件の担保価値等を確認して、返済可能な金額しか融資してくれないはずです。

ところが、スマートデイズオーナーが提出した貯蓄や所得の写しを改ざんして水増ししたうえで、メインバンクであるスルガ銀行で融資を受けさせていたのです。

つまり、この投資詐欺事件はスマートデイズとスルガ銀行が結託して起こしたものだったのです。

スポンサーリンク

ドラマのような冨谷皐介さんの巨額詐欺との闘い

家賃収入が得られず、毎月80万円の赤字が出てしまうのですが、もともと割高で購入した物件なので、売却しても数千万の損失が出るという状況で、冨谷皐介さんは地獄の底に突き落とされてしまいました。

しかし、冨谷皐介さんはあきらめませんでした。

自分と同じ境遇の購入者を集めて「被害者同盟」を結成し、共に闘ってもらえる弁護士を探し出したのです。

その弁護士河合弘之氏は、多くの反原発訴訟などを引き受けている凄腕のビジネス弁護士でした。

河合弁護士の娘の夫も問題のシェアハウスを2棟も買っていたこと、スルガ銀行のあまりに悪どい手口も許し難い、ということで引き受けてもらえることになりました。

河合弁護士の指示により、事件の首謀者である不動産会社スマートデイズ佐藤太治(さとう たいじ)を追い詰めてもお金がわずかしか返って来ないことから、スルガ銀行に絞って借金帳消しを目指して闘うことになりました。

さすが凄腕のビジネス弁護士、目の付け所がシャープですね。

スルガ銀行本店や岡野会長の自宅でのデモ株主総会での経営者の糾弾株主代表訴訟などの攻撃でスルガ銀行を追い詰めていきました。

2年後に、スルガ銀行が不法行為を認め、物件を手放す代わりに借金を解消し、銀行が損失を負担することで和解が成立したのです。

まるで、ドラマ「半沢直樹」を見ているような劇的勝利ではないでしょうか。

スポンサーリンク

まとめ

冨谷皐介さんは28年間務めた会社を退職し、同じような詐欺被害に遭った人々を救済するために一般社団法人を設立して、代表理事になりました。

2021年10月には、スルガ銀行との闘いの記録をまとめて出版しました。

「かぼちゃの馬車事件 スルガ銀行シェアハウス詐欺の舞台裏」

スルガ銀行の被害者としては、シェアハウスとは別に、中古アパート・マンションを購入して借金が返せなくなった人が多数いるのです。

冨谷皐介さんは、新たな被害者組織を発足させて、銀行との次の闘いを始めています。

また、詐欺に対する自己防衛能力を高めてほしいとの思いで、2021年1月からYouTubeの「ガルスTV」チャンネルを立ち上げて活動中で、できれば被害者救済にも役立てたいと考えているようです。

自らの不勉強によって悪質な詐欺に引っ掛かってしまったという思いと、同じような被害に遭った仲間を何とか救済したいという思いから、平凡なサラリーマンから転進して第二の人生を歩み出すことになったのですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【この記事を読んだ方におススメの記事はコチラ】

勝村久司の目指す患者本位の医療とは?医療情報公開への闘いの経歴とプロフィール【逆転人生】
勝村久司さんは1961年生まれ。大阪府立牧野高等学校、京都教育大学理学科を卒業し、高等学校教諭を務めました。1996年『医療情報の公開・開示を求める市民の会』を設立し、カルテ・レセプト開示等の情報公開を求めてきました。医療事故の原因分析をして再発防止につなげるシステムを医療界で構築してほしいと願っています。
桜井昌司が強盗殺人えん罪との闘いで得たものは?経歴と家族や結婚について【逆転人生】
桜井昌司さんが布川事件の強盗殺人冤罪との闘いで得たものは、警察官も検察管もウソをつくということです。逆に、失ったものは、両親の死に目にも会えず、えん罪の報告をできなかったことです。えん罪で苦しむ人がもう出ないようにするための司法制度改革に取り組んでいます。
晴野まゆみの経歴と日本初のセクハラ裁判の理由や現在の職業活動【逆転人生】
晴野まゆみさんは日本で初めてセクシャルハラスメント(セクハラ)の裁判を起こして勝訴しました。晴野まゆみさんの経歴や裁判を起こした理由、現在の職業活動等について調べてみました。晴野まゆみさんは1957年生まれ、東京都大田区の出身です。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
uncat
スポンサーリンク
ポワロをフォローする
ポワロラボ
タイトルとURLをコピーしました