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JS PC AudioのネットワークキルスイッチNKS-01を試す

オーディオ
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JS PC AudioからネットワークキルスイッチNKS-01という新製品が出ましたので、
試してみることにしました。

・ネットワークキルスイッチとは何か

メーカーサイトによると、ネットワークキルスイッチとはネットワークオーディオ再生時に不要な機器との通信をカットするスイッチで、不要な通信を減らすことで音質を改善することができるものです。

主な特徴は以下のとおりです。

・ギガビット(1000BASE-T)対応
・物理的に通信のON/OFFを行うことが可能
・通信OFFでLAN側をターミネート
・シールドのON/OFF(STP/UTP)切り替えが可能
・電磁波シールド塗装により外部からのノイズ干渉をカット
・信頼性の高いスイッチを使用
・保持力の高いRJ45ジャック(Stewart Connector)を使用
・パルストランスによる※アイソレーション機能を付加することが可能

※オプション(最大100Mbpsでの通信となります)

寸法は幅100mm/高さ約40mm/奥行70mm、重さが104gとなっています。

・購入したネットワークキルスイッチ

今回購入したネットワークキルスイッチNKS-01はオプションのパルストランスによるアイソレーション機能が付いています。

従って、スイッチがONの状態でも、外部ネットワークとの間の通信によるノイズの影響を受けにくくなっていると考えられます。

ネットワーク通信をON/OFFするスイッチとシールドをON/OFFするスイッチの2つのスイッチが付いています。

出荷時の設定は、写真のようにNETWORK、CABLE SHIELDともにOFFとなっています。

・ネットワークキルスイッチの評価

拙宅のネットワークオーディオ接続は以下のようになっています。

スイッチング・ハブ:JS PC Audio HFS-1000

ルーター:バッファロー WHR-1166DHP

NAS: IO Data Rock Disc Next

ネットワークトランスポート: sOtMのsMS-200

DCラインコンディショナー DLC10 (JS-PC Audio)をsMS-200のACアダプターの出力側に挿入して 電源ノイズ対策をしています。

ルーターWHR-1166DHPのWAN側はコンセントLAN(PLC LAN)を介して別室にあるルーターと接続しています。

ネットワークキルスイッチNKS-01をルーターWHR-1166DHPのWAN側のコンセントLAN(PLC LAN)との間に接続しました。

これで、ネットワークキルスイッチをON/OFFすることにより、インターネットとの接続をON/OFFすることができます。

ルーターのLAN側は常時接続されているので、ネットワークオーディオ機器で音楽を再生できます。

ネットワークキルスイッチをONしてインターネット側の通信をしている状態と、ネットワークキルスイッチをOFFしてインターネット側通信を遮断した状態での再生音質への影響を確認してみました。

ネットワークキルスイッチは、ネットワークのON/OFFとケーブルシールドのON/OFFができます。

従って、スイッチの組合せとしては

①ネットワーク ON、ケーブルシールド ON

②ネットワーク OFF、ケーブルシールド ON

③ネットワーク OFF、ケーブルシールド OFF

④ネットワーク ON、ケーブルシールド OFF

の4通りがあることになります。

同じ音源を使って①~④までのスイッチの組合せを試してみました。

拙宅での環境では、②のネットワーク OFF、ケーブルシールド ONの組合せが一番良かったです。

もともとネットワークキルスイッチNKS-01を接続する前と比べると、音場がスピーカーの外まで広がり、ホールの立体感が出てきます。楽器の音に芯ができて実在感が増えたように感じます。楽器の音色もさらに自然になって、思わず聴き惚れてしまいますね。

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