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小口径ユニットFE108-Solを使ったバックロードホーンスピーカーは素性が良い

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現在自宅で使用しているスピーカーは10cm口径のユニットFE108-Solをバックロードホーン方式のエンクロージャーに取り付けたタイプで、キットで購入して組み立てたので、ステレオ用2本で10万円ちょっとでしたが、数10万円以上する市販スピーカーよりも素性が良いと思います。

スピーカーのセッティングは適当に置いただけなので、まだまだ改善できると思います。

今後、セッティング等を詰めていき、さらにこのスピーカーの実力を引き出していこうと考えています。

スピーカーユニットFE108-Sol

このスピーカーユニットはFostexのバックロードホーン向け限定ユニットで、10cm口径のものです。

取説に書かれている主な特長は以下のようになっています。

2層抄紙ESコーン
振動板は、繊維が細くしなやかで密度の高いESコーンと2層抄紙技術を組み合わせることで、軽量でありながら剛性と内部損失を有しています。(途中略)これにより、中域の明るくはりのある音色はそのままに、立ち上がりが良く、切れがある高音と厚みのある低音再生を可能にしました。

大型フェライト磁気回路
磁気回路にはΦ100mmフェライトマグネットを採用し、十分な磁束密度を確保しています。ポール部に銅キャップを被せて電流歪みを低減。力強い音楽再生を可能にしました。

高剛性アルミダイキャストフレーム
大型フェライト磁気回路を支え、不要振動をエンクロージャに伝えにくくするために、高剛性アルミダイキャストフレームを採用しました。

メカニカル2Wayセンターキャップ
センターキャップは、伸びのある高域再生を実現するためにボイスコイルボビンと直結し、20kHz以上の帯域拡張を実現しています。

音工房ZのZ700キット

音工房ZのZ700キットは、FE108-Sol用に設計されたバックロードホーン方式のエンクロージャーと配線材、吸音材等の部品がセットになっています。

このエンクロージャーは、何度も試聴を繰り返して、最適と思われるレベルに追い込まれており、完成度が高いです。

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製作のポイント

エンクロージャー用の板材は、オプションでダボ穴+ホゾ加工してもらえます。1万円高くなりますが、組み立ては初心者の私でも比較的簡単にできました。

接着剤は推奨されているタイトボンドを使いました。5月に組み立てたのですが、15分くらいで硬くなって、剥がせなくなります。失敗したときには5分くらいまでの間に剥がして、ボンドを濡れた雑巾等で拭き取ってから、もう一度やり直せば大丈夫です。普通の木工ボンドでは、乾燥するまでにかなり時間がかかるので、タイトボンドを使うと、かなり時間の節約になります。

試聴結果

このスピーカーを使う直前には、タイムドメイン方式の密閉型スピーカーを使っていましたが、このバックロードホーン方式のスピーカーに変えてからは、もう元に戻すことはできなくなりました。

エージングがほとんどできていない状態でも、低音から高音までフラットな感じで、ホールの響きや楽器の質感を良く表現します。

エンクロージャーの内部にホーンロードを作っているので、エンクロージャーの鳴きの影響や、低音域の遅れを少し心配していましたが、全く気になりませんでした。

FE108-Solのユニットの特長である反応の良さのため、ハイスピードで切れの良い鳴り方をします。

使い込んでいけば、まだまだ良くなりそうな期待を抱かせてくれます。

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