音工房Z 音響パネルZ103の効果を試してみる

音響パネル(音響拡散板)とは

オーディオにおいて最も音に影響を及ぼすところは部屋とスピーカーだと言われています。部屋の構造や材質によって音は大きく変化するでしょうが、簡単に部屋の構造や材質を変えることはできないのが普通ですよね。

部屋に家具等のものを置くと音が変化するということも、経験されたことがあるでしょう。

音響パネル(音響拡散板)とは、音を拡散させるような表面形状を持つ板で、積極的に音響特性を変化させるためのものです。

・音響パネルの目的

家具の代わりに音響専用のパネルを部屋に設置することで、部屋の音響特性を向上させることが目的です。

家具はもともとオーディオ用に作られたものではありませんから、その材質や形状によっては音響に良い影響も悪い影響も与えます。

例えば、カーテンやカーペット等は吸音効果があるので、音をおとなしくする効果はあるでしょうが、デッドになりすぎて生気のない音になってしまいがちです。

これに対して、音響拡散板は音を拡散させることによって残響音をコントロールしようとするものです。

・なぜZ103音響パネル(音響拡散板)を選んだか?

これまで自室には音響拡散板を設置していませんでしたが、部屋自体や家具の設置状況を考えて、部屋の音響特性を改善する必要があると思い、導入することにしました。

音響拡散板はいろいろなメーカーから発売されていますが、大抵のものは高価で簡単に試してみるというわけにいかないですね。

その中で、コストパフォーマンスが良さそうな音工房ZのZ103音響パネルを購入して試してみることにしました。

理由としては、主に以下のような点があげられます。

①合板カットキットなので、他のメーカー品に比べ価格が割安

②ギターやウクレレに使われることがある響きの美しいアガチスの集成材を使用している

③音工房Zでさまざまな溝のパターンを試した結果、最もフラッターへの効果が高く、響きが美しく、見た目も美しいパネルパターンを決定している

④ボード自体のチューニングが容易にできる

・Z103音響パネルの組立

パネルのサイズは幅505mm、高さ1200mm、厚みは50mmですが、足の部分は180mmあります。

組み立ては以下のように比較的簡単です。

(a)アガチス集成材の音響パネルが2枚に分割されているので、ダボ6か所を使ってボンドでくっつけ、クランプ、ハタガネ等で固定して1枚のパネルにする。

(b)枠板(天地)と枠板(左右)をボンドで接着し、クランプ、ハタガネ等で固定する。

(c)足用の底板に前後用の板をボンドで接着し、足を作る。

(d)足と本体をビス4本でとめる。

接着剤のボンドはタイトボンドを使用しました。
15分程で固まって外せなくなるので、作業時間が短縮できます。
失敗したと思ったら、まだ動かせるうちに外して、ボンドを水に濡らした雑巾でふき取ってやれば、やり直しができます。
接着時にはみ出したボンドは、固まる前に水拭きしておくとよいですが、固まってしまった場合にはサンドペーパーで取り除けます。

タイトボンドⅢ

・Z103音響パネルの設置と視聴

完成したパネルをスピーカーの後方の壁面側に設置し、試聴してみました。

拡散板を置く前に比べて、以下のような違いが感じられました。

・オーケストラで鳴っている多くの楽器の音のうち、これまで埋もれていて聞こえなかった音が良く聞こえるようになりました。ビオラや第二バイオリン等もしっかりと弾いていることがわかります。

・音に厚みが出て、コンサートホールで聴いているような安定感が感じられます。

・バイオリンの響きに柔らかさが出てきました。

全体的に良い効果が感じられますが、いろいろとチューニングしていくと、もっと良くなる可能性がありそうです。

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