こんにちは、ポワロです。
3月8日のNHK プロフェッショナル 仕事の流儀で罠(わな)猟師の片桐邦雄(かたぎり くにお)さんが紹介されます。
片桐邦雄さんは猟銃を使わずにくくり罠といわれる罠を使ってイノシシや鹿を生きたまま捕獲するという珍しい猟を行っています。
今回は、片桐邦雄さんの経歴やプロフィール、息子さんや経営しているジビエ料理店等について調べてみました。
わな猟師片桐邦雄さんの経歴・プロフィール
片桐邦雄さんは1951年7月27日生まれ、静岡県出身です。
20歳の頃から狩猟を始め、生きたまま持ち帰ったイノシシや鹿をお店で調理してお客さんに出しているという料理人でもあるわけです。
狩猟をするためには免許が必要で、狩猟免許は
・第一種銃猟免許(散弾銃、ライフル銃)
・第二種銃猟免許(空気銃)
・わな猟免許
・網猟免許
の4種類に分かれています。
免許を取得するためには試験を受けなければなりません。
試験に合格したら、都道府県知事による免許が取得できますが、実際に狩猟をするためには、猟具、猟期、狩猟場所に応じて狩猟者登録を行う必要があります。
狩猟免許取得者のうち狩猟者登録していないペーパーハンターも多くいるようです。
片桐邦雄さんはわな猟免許を取得しているということになりますね。
50年近くわな猟(罠師)を行っている片桐邦雄さんは、「ウツ」という獣道に自作のワナを仕掛けて生け捕りにしています。
また、天然にこだわり、餌を食べさせないようにしているのです。
体の大きなイノシシや鹿の生け捕りは大変危険なのですが、長年の経験から編み出された高度な技によって獲物を捕獲していきます。
イノシシやシカの狩猟時期は秋から冬にかけてですが、春になると鮎などの川魚を獲ったりしています。
それ以外に天竜川を船で下りながらの鴨猟なども行っています。
いずれにしても、自然の恵みである動物の命を感謝していただくという信念を持ち続けて猟を続けているのです。
わな猟師片桐邦雄さんの息子も猟師?
片桐邦雄さんには2人の息子さんがいます。
長男の尚矢さんは片桐邦雄さんが経営する料理店の切り盛りをしています。
次男の真矢さんは猟師の道を歩んでいるようです。
二人とも名前に「矢」が付いているのは、猟師である片桐邦雄さんのこだわりでしょうか。
親子で猟師と料理人をやりながら、自然の恵みであるジビエを美味しくいただくことにこだわっているのが素晴らしいですね。
片桐邦雄さんの奥さんについての情報は得られませんでした。
わな猟師片桐邦雄さんの絶品ジビエ料理の店
片桐邦雄さんが生け捕りにしたイノシシやシカなどのジビエや川魚を調理し、おいしく提供するためのお店が『寿司割烹 竹染(ちくせん)』です。
猪肉、鹿肉の獣特有の臭みを出さずに旨味をだす熟練の調理法が売りのようです。
猪肉、鹿肉、鴨肉、鮎の通販も行っています。
住所:静岡県浜松市天竜区二俣町二俣2177
電話:053-926-2572
来店前に予約が必要ですので、電話予約のうえ来店するようにして下さい。
まとめ
今回は、わな猟師片桐邦雄さんの経歴や家族やお店等について調べてみました。
もともと人間は野生の動物を捕獲して、その命をいただくことで、先祖から命を受け継いできたわけです。
現在では、お金で食べ物を手に入れたり、人工的に加工された食品を食べたりすることが多くなってしまいました。
しかし、片桐邦雄さんが行っているわな猟による生け捕りでは、昔我々の祖先が行っていたような自然の動物の命を美味しくいただくことができるのですね。
このようなこだわりの狩猟を受け継いでいくことは大変ですが、素晴らしいことだと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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