こんにちは、ポワロです。
2月25日のテレビ東京「ガイアの夜明け」で【10分で届く宅配スーパーの秘密】というタイトルで、OniGO(オニゴー)の宅配スーパーサービスが紹介されていました。
Amazonや楽天のネット通販で購入した場合、時間指定をしても2~3時間の幅がありますので、ネットスーパーで10分で届くというのは画期的じゃないでしょうか。
今回は、即配型ネットスーパーOniGO(オニゴー)の創業者CEOである梅下直也(うめした なおや)さんの経歴や10分で届く宅配スーパーの秘密等について調べてみました。
梅下直也OniGO(オニゴー)CEOの経歴
梅下直也さんは1977年4月3日生まれ、横浜市出身です。
横浜翠嵐高校から東京大学に入学し、経済学部で金融工学を学びました。
大学では硬式野球部で投手として活躍しています。
元々起業をしたいという思いがあり、野球を辞めてから卒業までの間、ベンチャーでアルバイトをしていたそうです。
2002年東京大学経済学部経済学科を卒表し、三井住友銀行に就職。
支店業務や法人営業を経て、2006年からロシアで銀行立ち上げプロジェクトに参加しました。
もともと三井住友銀行には起業するための勉強をするつもりで入ったという梅下直也さんにとって、銀行を一から立ち上げるというのは非常に貴重な経験となりました。
その後、ロンドン駐在を経て三井住友銀行を退社し、起業家としての道をスタートします。
オンライン中古車取引仲介業カープライス株式会社を創業しましたが、これ以上失敗できないのでは?というほどの大きな失敗をしてしまったのです。
具体的には、システム開発の失敗、ファイナンスの失敗、人材採用・組織運営の失敗という経験をしたのですが、それらの貴重な経験が現在の会社の経営に生かされています。
梅下直也さんはカープライス(株)を楽天に売却し、スタートアップ企業の資金調達を助けたいとの思いから、2019年にキャピタルドライブ(株)を創業しました。
しかし、キャピタルドライブの事業は支援者、サポーター的な役割でしたので、また自分で事業をやりたいとの思いもあったようです。
そのようなときに、欧米で急拡大しているダークストアについて調べてみたところ、日本で大きな可能性がある良いビジネスであることを確信したのです。
そこで、2021年にOniGO(株)を創業して、ダークストア事業を始めることになりました。
ダークストアというのは、スーパーのように店舗に商品が陳列されているけれども、実際に客が来店しない店舗のことです。
社名のOniGO(オニゴー)は、
・誰もが知っている日本語(鬼ごっこ)を入れたかった
・サービスのコアバリューであるスピード意識(鬼速)
という理由から、「全速力で時間を追いかけよう」との思いを込めて付けられたそうです。
OniGO(オニゴー)の10分で届く宅配スーパーの秘密
OniGOはミッションとして「人々の大切な時間を創り出す」ということを掲げています。
つまり、時間が持っている価値を大切にしているということです。
そのため、OniGOでは「10分で届く宅配スーパー」のサービスを提供しています。
これを実現するために、以下のことを行っています。
(1)専用のアプリを含む自社開発のシステム
(2)店舗は商品のピッキング作業が効率的に行えるよう最適化されたダークストア
(3)専用の自転車を用意してデリバリーを行う
(4)事業としては資金調達と開発力に重点を置いている
梅下直也さんがOniGOで目指す経営ビジョンとは?
梅下直也さんが経営者としてOniGOで目指しているビジョンとしては、
- 大切な時間を増やすために、日本人の買い物スタイルを変革したい
- 老人の買い物負担、食品ロス、環境問題、画一的な物流、ギグ・ワーカー等の社会課題を解決できるような事業やサービスを目指す
ということが挙げられます。
また、自らの起業家としての経験から、「日本をもっと起業家フレンドリーな国にしたい」というビジョンも持っています。
いずれも、実現できればすばらしいことばかりですね。
まとめ
今回は、即配型ネットスーパーOniGO(オニゴー)社長の梅下直也さんの経歴や事業戦略等について調べてみました。
梅下直也さんには、経営者としての経験とともに、日本の社会のさまざまな課題を認識し、それをビジネスを通じて解決していこうとするパワフルさが感じられます。
今後も梅下直也さんが順調に活躍していけば、日本の社会が良い方向に向かって行くのではないかと期待できますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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