こんにちは、ポワロです。
3月20日のフジテレビ ザ・ノンフィクションで洋食界の巨匠・大宮勝雄(おおみや かつお)シェフの経営する有名店「レストラン大宮」で修業をする若い弟子たちが紹介されます。
大宮勝雄シェフの「レストラン大宮」が何故有名になったのか、経歴や家族、弟子たちをどのように育てているのか、大宮勝雄シェフの洋食はどういうものなのか等が気になり調べてみました。
大宮勝雄シェフの経歴や家族
大宮勝雄さんは1950年生まれ、東京都出身。
18歳のときに叔父さんの影響で料理人を目指してフランス料理店で修業を始めました。
26歳でニュージーランドのホテル内レストランのスーシェフを務めます。
28歳の時にヨーロッパを車で回り、イギリス、フランス、ギリシャ、モロッコで地方料理を学びました。
帰国後フランス料理店「ラ・テール」で南フランス出身シェフのジェラール・ジョルダンさんに師事。
30歳のとき独立して、東京赤坂でクレープ店「マスタード」を開店しましたが、翌年閉店。
1982年、「レストラン大宮」と洋菓子店「パティスリーOmiya」を浅草で開店しました。
洋菓子店は閉店しましたが、2007年に東京新丸の内ビルディングにレストラン大宮の2店舗目を出店。
その後、オオミヤ姉妹、キッチン大宮、グリル大宮を出店。
というような経歴で、レストランと洋菓子店の両方で出店されてきています。
若い頃、フランス料理を中心にヨーロッパの地方料理を学んできたことが、大宮勝雄さんの洋食の基礎になっているのですね。
家族は奥さんと2人の娘さんがおられます。
奥さんについての情報は公開されていませんでした。
長女の由季世さんは夫のフランス人ジンクストフ・リュクスさんとともにフロアを担当しています。
次女の奈津美さんは夫の延藤光昭(えんどう みつあき)シェフとともにレストラン大宮の浅草本店を担当しています。
延藤光昭シェフは専門学校を卒業後、都内のフランス料理店で修業後、26歳でフランスに渡り修行を積みました。
帰国後、レストラン大宮本店のシェフをされており、大宮勝雄さんの愛弟子でもあります。
2人の娘さんは「オオミヤ姉妹」のお店も切り盛りされています。
ということで、大宮勝雄さんは家族ぐるみでお店を営業されているのですね。
大宮勝雄さんの弟子育成
大宮勝雄さんはレストラン大宮で成功され、店舗も増やしてきておられます。
その長い洋食料理人としてのキャリアの中で、たくさんのお弟子さんも育てて来ておられます。
料理人は音楽家などと同じで、基本的に技を師匠となる人から教わって修行し、それをもとに自分の独自性を出していくという職人的な性格の仕事だと思います。
大宮勝雄さんが店で弟子を採る場合、基本的には調理の専門学校を卒業した人を採用していますが、短期間で辞めていく人もいるようです。
大宮勝雄さんは、初めて東京に来る弟子には自ら街を案内したりするそうで、弟子を大切に育てようという愛情が感じられます。
大宮勝雄さんは、YouTubeでレストラン大宮のレシピを動画で自演し、公開したりしています。
動画での説明の仕方を見ていると、何故そのように処理(調理)するのかという理由も話されていて、弟子たちにもこういうふうに接しておられるのではないかと思います。
現役の料理人にこだわりながらも、若い人たちに自らの洋食を伝承していこうという姿勢がうかがえます。
大宮勝雄さんの目指す洋食とは
令和の時代に大宮勝雄さんが目指している洋食は、「ごはんに合う洋食」ということで、フランス料理のソースをベースにしていながら、ご飯と一緒に食べておいしいという料理だそうです。
そのために、肉や魚の素材を活かしたシンプルな調理法や鉄鍋の使いこなし等にこだわりながら、洋食を進化させようとしているのですね。
そして、自らの洋食について、子供を含む若い人にもYouTubeやTikTokの動画で情報発信をしています。
若い頃から音楽活動もされていたそうで、現在でもギターとハーモニカで弾き語りをするミュージックライブなんかも続けているのですね。
私の経験から考えて、音楽好きの人に悪い人はいません。
料理を愛し、音楽を愛し、そして人を愛するということが自然にできているのが大宮勝雄さんの特長ではないでしょうか。
まとめ
今回は、大宮勝雄シェフの経歴や家族、弟子育成や目指す洋食等について調べてみました。
これからも現役料理人であり続けながら、若い人達に自らの技や考え方を伝授していってもらいたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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